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2022.06.30 UP

すべての人が旅行を気軽に楽しめる社会へ。オンラインレクリエーションサービス 『旅介』/介護・福祉業界におけるお悩みと解決策をご紹介 vol.6

介護・福祉の分野では、ご利用者様のケアのほか、経営・現場人事まで幅広い困りごとや悩み事に日々直面しています。そんな皆様に向けて、介護・福祉業界を良くしようと支援する様々な民間企業の方にお話を伺いし、困りごとの解決に役立つような情報をご紹介します。今回のテーマは【オンライン×旅行】。東京トラベルパートナーズ株式会社のマネージャー 職として、撮影や企画を担当されている川口 徹也さんにお話をお聞きしました。

高齢者が安心して旅行に行ける

 ――どのようなサービスを提供していますか?

東京トラベルパートナーズ株式会社は、シマダグループのグループ会社として現在オンラインレクリエーション事業「旅介(たびすけ)」を運営しています。2016年に会社を設立後、介護施設の利用者様のニーズとして旅行に行きたいという声が多く、2018年に介護施設向けの旅行が出来るサービスとして「旅介」ブランドを開始しました。 新型コロナウイルス感染症の影響で旅行が難しくなった2020年、オンラインレクリエーション事業を開始。2021年にはオンラインレクリエーション専用サイトである「旅介ちゃんねる」を開設。無料・月額・年額・単品販売より料金体系を選べる会員制サービスを始動し、延べ10万人以上の皆様にツアーをご視聴いただいております。ご利用者様のニーズを第一に、オンラインイベントであっても一方通行のコミュニケーションにならず、楽しんでいただけるようなサービス運営を行っております。旅行という観点から、ご利用者様の生きがいや、楽しみを見出していただき健康寿命の増加につながればと思い運営をしております。

介護・福祉業界でみられる問題

――介護業界におけるどんな問題に対峙されているのでしょうか?
(1) 高齢化に伴うQOLの低下
高齢化に伴い、単独での行動が難しくなることや様々なリスクから好きなこと、やりたいことを自由にできる機会が減少していきます。その中でも旅行のニーズは高く、シマダグループ内での介護施設利用者様にアンケートをとったところ、旅行にいきたいという声が7~8割ある中で、直近1年以内に旅行に行かれた方は1割と、大半の方が旅行に行きたくとも、実際には行けていない状況だということが分かりました。また、旅行が好きなご利用者様が、旅行に行けないということから、その人らしさが失われ、結果として元気がなくなり重症化してしまうケースもありました。

(2)新型コロナウイルス感染症に伴う行動制限
2020年から2年以上続く新型コロナウイルス感染症の影響は、特にシニア層に顕著に現れています。重症化のリスクが高いとされるシニア層は、若年層以上に外出を自粛し、在施設・在宅時間が長くなっているのが現状です。介護施設では、外出レクリエーションの自粛による外出機会の減少や、面会制限による家族との接触機会の減少。在宅でヘルパーなど訪問者に生活を支えられていたシニア層は、物理的な距離を保たざるを得ない状況になっています。結果として外出機会の減少だけではなく、他者との関りなどコミュニケーション機会の減少にも悪影響を及ぼしています。

――どのようにそれらの問題を解決しているのでしょうか?


私たちが提供するオンラインレクリエーションサービス「旅介(たびすけ)」は、リアルでの外出や交流が困難な中でもICTの活用により、他者とのコミュニケーションをとれる機会を創造しています。
「生中継」「高画質」「参加型」の3つを重視した、オンラインツアーは、自宅や介護施設にいながら臨場感のある旅行体験をすることで、新型コロナウイルス感染症に伴う、行動制限下においても外出している気分を味わうことや、出演者や他の参加者とコミュニケーションを取ることを可能とします。例えば、その時期にしか見ることのできない四季折々の草花。毎年施設で桜のお花見イベントを実施していましたが、コロナ禍の影響で今年の桜は諦めたという方が多くいらっしゃいます。そんな方々に向けて旅介ちゃんねるでは、桜の花びらまでを鮮明にお届けすることが可能な配信機器を駆使して、日本列島を北へ北へと桜前線を追いかける「さくらプロジェクト オンラインツアー」を毎年実施しています。

その他にも、日本全国各地からの配信を可能とし、新婚旅行で訪れた思い出の観光地へ、オンラインツアーを通じてご夫婦で再度訪れたり、バリアフリーが整っておらず実際には足を運ぶことができなかった神社仏閣でオンライン参拝をしたり、オンラインツアーを通じて生活に楽しみを持ち、他者とのコミュニケーションを取れる機会を創造しています。実際にご参加いただいた施設様から、「ご入居者様が過去の旅行の思い出をお話してくださるようになり、想い出を語りあう場面が増えた。」「外出する機会を悩んでいたとき、オンラインツアーのおかげで、レクリエーションの幅が広がり、利用者さんからも楽しいとの声をいただいており、これまでのマンネリ化した活動から抜け出すことができたとスタッフも喜んでいます。」などの嬉しいお声をいただいております。今後も、ご利用者様のニーズやご意見を反映させたツアーを企画することで、すべての人が旅行を気軽に楽しめる社会へ繋がっていると確信し、事業を進めてまいります。

今よりもっと良い施設運営を目指す方へ

私たちは「すべての人が気軽に旅行を楽しめる社会を目指す」ことをビジョンにしています。そして、サービス名にしている「旅介(たびすけ)」には、旅行会社と介護施設、介助者が協力して介護者様に旅をする喜びを届けるという思いを込めています。高齢化だけでなく新型コロナウイルスなど予想もつかないことから、外出ができなくなり、他者との関りを持てなくなることや、好きなことが出来なくなってしまうことが、今後またいつ訪れるかわかりません。そんな中でも、オンラインという技術を駆使することによって、在施設・在宅時間をより豊かなものとし、外部とのつながりを創出することで、QOLの向上につながると考えています。高齢化に伴う諦めに対しても、それを補うサービスを利用することで、本人が自分らしさを保ち、やりがいや生きがいを持ち続けられるサポートができるよう、今後もサービスを提供していきたいと思います。

今回ご紹介した企業

◆東京トラベルパートナーズ株式会社HP(https://www.tokyotravelpartners.jp/

サービス紹介 旅介ちゃんねるHP(https://ttptabisuke.jp/
外出が困難な方にもオンライン旅行ができる、オンラインレクリエーションサービス「旅介(たびすけ)ちゃんねる」を運営。代表の栗原が大手旅行会社で9年間法人営業の経験を積み、2016年に独立して創業。
オンラインツアーとして、ただ視聴をするだけのサービスではなく、お笑い芸人やスポーツ選手の方などをリポーターとして起用され、参加者が楽しめるサービスを展開。延べ2500施設以上  に導入し、10万人以上の皆様にツアーを視聴。

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【文: 東京トラベルパートナーズ株式会社,HELPMAN JAPAN 写真: 東京トラベルパートナーズ株式会社】

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