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介護業界を目指す方へ

2021.06.16 UP

「親の介護を、親の自宅でしたい」 40歳で一念発起。未経験からはじめた介護の仕事

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未経験から介護の仕事を始めて活躍する方をインタビューし、おひとりおひとりの「はたらく」ストーリーをご紹介!第5回目は、【社会福祉法人泉寿会 1年目 伊東久雄さん】のストーリー。これまで20年近くアミューズメント業界に勤めてこられた伊東さん。介護の仕事を始める前から今まで経験したこと、考えてきたことをお聞きしました。

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急に親が動けなくなったときでも、介護の知識があることで、親の選択肢を広げることができる

――現在の仕事に勤めるまでの間、どのような仕事をされてきましたか?
18年間アミューズメント業界で働いていました。社内異動を通じてパチンコ店、倉庫、なんでも屋として生活支援サービス等、様々な経験を積んできました。なんでも屋である生活支援サービスでは、当時は介護職ではなかったので介助はしませんでしたが、ご高齢の家庭のお掃除、買い物代行、電球を変えるなども。中には介護を必要とされているご家庭もありましたね。

――すでに介護を必要とされる方との接点があったんですね。介護業界に転職されようと思ったきっかけを教えてください
親の近くで暮らしたいというのと介護の仕事をしたいと思って、40歳になった時に前職の仕事を辞めることに決めたんです。介護の仕事をしたいと思った理由は二つあって、親の介護に生かせる仕事だと思ったこと、介護の仕事は今後も必要とされる仕事だと思ったからです。介護の知識を持っていたら親の介護を自分でできるのではないか、急に親が動けなくなったときでも、自分に介護の知識があることで、親の選択肢を広げることができるのではないかと思ったんです。また、介護の仕事は今後も無くならないということ、人が必要とされている仕事であるということを、生活支援サービスの仕事を通じて身をもって感じていたんです。

――親の選択肢を広げる、とても素敵ですね。その中でも泉寿会を選んだ理由は?
家から通える範囲であることと未経験可という2つの軸で転職サイトを通じて探していました。始めの3か月くらいは仕事をしながら実家の近くの施設を探していたのですが、経験者の募集ばかりでしたね。実家から通える範囲で、探すエリアを広げたところ、『未経験可』と明確に書いてあるのが泉寿会だったんです。
面接官からも、未経験でも教育体制が整っていて成長できるというお話を聞き、ここなら未経験の自分でもできそうだと思いました。また、面接したときにガラス越しの見学もさせていただき、入居者さんと職員との雰囲気の良さを感じて決めました。

――転職活動全般で悩んだこと・困ったこと、不安に思っていたことはありますか?
他企業に応募した際のお話ですが、書類選考が通った後に、先方が提示する面接日時が勤務時間前後だったりすると困りましたね。というのも、もともと前職で働いていた頃には、関東以外のエリアに住んでいたこと、オンライン面接でなかったことから、直接面接に出向かわなければならず、上手くタイミングを合わせるのが難しかったんです。あとは、自己アピール方法もわかりませんでした。
関東に引っ越しして、本格的に就職活動をしてからは、転職サービスで専門のキャリアカウンセラーさんに相談に乗ってもらい自分のアピールポイントを引き出していただいて面接に臨みました。ちなみに引き出していただいた強みは、「年長の方を敬う姿勢」、「祖父母に対する信頼」について良さを認めて頂きました。その結果、泉寿会に内定をいただくことができたんです!

――外部の機関に相談することでご自身の強みを知ることができたんですね。介護業界に入る前と入った後のギャップはありましたか?
私が想像していた老人ホームのイメージは、体が弱かったり、寝たきりだったり、体調が悪い方が多くいらっしゃると思っていました。入職してみると、体調や体の状態が悪い方も、生活をしている中で調子が良くなったり、リハビリをされて体を動かすことができるようになるのだと気づきました。

――今「サポートスタッフ」として働かれていますが、どのような仕事をされていますか?
サポートスタッフの仕事は介護職の仕事をサポートする仕事です。主にリネン交換や食事の配膳のお手伝い、掃除をしています。そのほかには、新しく入居される入居者さんのベッドの準備をしたりもしています。また、そのような仕事をしている間で、介護職がその場にいないときに、ご利用者さんの見守りをすることはありますね。

▲サポートスタッフとして働く伊東さんと先輩職員

――未経験で初めてのことばかりかと思いますが、育成に関してどのようなサポートがありましたか?
入職後、まずは施設案内を通じて法人のことを知ることができました。あとはOJTでサポートスタッフの先輩が1名一緒に業務を行い、都度わからないことを教えてくれます。リーダーもいるので、何かわからないことがあった場合、指示を仰ぐこともあります。また、朝礼の前に介護職との簡単なミーティングがあり、そこで情報を収集もしています。

 

1年で介護職にステップアップして、介護職員初任者研修、介護福祉士を取得していきたい

――前職はアミューズメント業界とのことで、今の仕事に活せていることはありますか?
パチンコ店では人と人との関わり合いのある接客の仕事だったので、今その接客の経験は、入居者さんとの接し方で活きているかなと思います。また、自分のちょっとした発言が、ご利用者さんには違う捉えられ方をして気分を悪くさせてしまったことがありましたが、次はこうしてみようと工夫しながら接することができているのも、接客の仕事をしてきたからこそですね。

――介護の仕事をする中で、これからに向けて頑張ろうって思っていることってなんですか?
今は「サポートスタッフ」ですが、ゆくゆくは介護職になりたいと思っています。資格も取りたいですね。入職してから1年で介護職にステップアップして、介護職員初任者研修、介護福祉士を取得していきたいです!

――最後に、同じ立場の方で介護業界にチャレンジしようと思う方へのメッセージをください!
私がこの業界で働こうと思ったきっかけは、親の介護を親の自宅で自分でしたいという想いでした。今までずっと家にいたのだから、少しでも制限なく、自宅で生活してほしい。同じ気持ちを抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方に、介護の仕事に就いて、知識を得て、親孝行して頂けたら良いなと思います。

――伊東さん、素敵なお話をありがとうございました!

 

【社会福祉法人泉寿会】
千葉県千葉市若葉区にある社会福祉法人泉寿会は、1996年に特別養護老人ホームを開設し現在4施設12の事業を展開。(http://senjyu-kai.com)。高齢者の方々に日々の安らぎと生き生きした暮らしを実現していただく為、心のこもった、温もりのある、「心豊かなサービス」を提供することをビジョンとする。未経験の方に活躍していただくための制度・取組事例はコチラ

【文: HELPMAN JAPAN 写真: 社会福祉法人泉寿会】

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