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転職アドバイス

2017.09.26 UP

介護士になるには、仕事、働き方、キャリアステップを知ろう

介護士になりたい。そう思って、このページに辿り着かれたのでしょうか。介護士とは、どのような仕事をするのでしょう。その働き方や、キャリアステップはどうなっているのでしょうか。

ここでは、実際に介護職として働いている方の事例を含めてご紹介します。ぜひ参考にして、就職や転職に活かしてください。

目次

1. 介護士とは
1-1. 介護士の仕事内容
1-2. 介護士の働く場所
1-3. 介護士の資格
2. 介護士になるには
3. 介護士の働き方
4. 実際の働き方の事例(ワークライフバランス)
4-1. 事例1
4-2. 事例2
5. 多様なキャリアステップのご紹介
5-1. 介護士 ⇒ 介護リーダー
5-2. 介護士 ⇒ 介護リーダー ⇒ 施設長
5-3. 介護士 ⇒ 介護リーダー ⇒ バックオフィス(人事・広報・経営企画)
5-4. 介護士 ⇒ 介護リーダー ⇒ 専門職(匠)
6. まとめ

1. 介護士とは

介護士とは、介護の仕事に携わっている人のことを指します。
介護福祉士の略称として「介護士」という名称が使われることもありますが、ここでは、「介護士=介護職全般に関わる仕事」として捉え、ご説明していきましょう。

1-1. 介護士の仕事内容

まずは、介護士の具体的な仕事内容をご紹介します。
介護士は、老人ホームやデイサービスなどの施設、あるいは在宅で支援を必要としている利用者の自宅に出向いて介護に関わる仕事全般を行います。
具体的には、着替えの介助、食事介助、排せつ介助、入浴介助、口腔ケアなどを行います。
その他、施設で働く場合にはレクリエーションを行うことも介護士の仕事です。
無資格で働ける仕事もあり、働きながら資格の取得を目指すこともできます。

1-2. 介護士の働く場所

介護士として働く勤務先の種類は、大きくわけて老人ホームなどの施設、利用者の個人宅、医療機関の3つです。

施設 施設の利用者、入居者の身の回りの世話、サポートを行います。
個人宅 身体介護や生活援助が主な仕事です。掃除やゴミ捨て、調理、入浴、通院介助など、各利用者ごとにさまざまな支援を行います。
医療機関 院内ヘルパーとして、担当医師や看護師の指示に従って食事の配ぜんやベッドメイキングなどを行います。

1-3. 介護士の資格

無資格でも介護士として働くことはできますが、多くの場合、まず最初に「介護職員初任者研修」の受講が求められます。受験資格は特に定められていないため、誰でも受講できます。また、合格率も非常に高いのが特徴です。
未経験から介護の仕事を始めたいと考えているさまざまな年代の受講者たちと出会える場でもあるため、介護士になりたいと考えている人にとっては有意義な経験ができます。
自費でも受講できますが、雇用先によっては受講料の補助を行っている事業所もあります。

また、長期的に介護の仕事でキャリアを積みたいと考えている場合には、専門的な資格の取得を目指すことをオススメします。
資格によっては資格手当が給与にプラスされることもあり、資格に応じて就けるポジションもありますので、それぞれに専門領域でのステップアップをはかることが可能です。
具体的な資格としては、介護福祉士、社会福祉士、ケアマネジャーなどがあります。

◇ 介護福祉士

国家試験に合格することで資格を取得できます。
福祉の専門知識と医学的な介護技術を持って、利用者の身の回りの世話を手助けする仕事です。「介護」と聞くと高齢者だけを思い浮かべる人もいるかもしれませんが、身障者のための施設や児童福祉施設などでも介護福祉士は活躍しています。

◇ 社会福祉士

社会福祉士は、ソーシャルワーカーの国家資格です。
病気や障害、生活状況などのさまざまな理由によって日常生活に困難を抱えている人々の相談を受け、その生活に必要な支援を行う仕事です。相談者の悩みを聞き、それぞれに適した公的支援や地域のサービスを提案していきます。
老人ホームや身障者のための施設などで「生活相談員」として多くの社会福祉士が活躍しています。

◇ ケアマネジャー

正式名称を介護支援専門員と言い、都道府県が実施する「介護支援専門員実務研修受講試験」の合格が必要です。医療・福祉・介護の分野に関する専門知識を活かして、要介護者の状況に合わせたサービスを計画し、各市町村と連携しながら自立した生活のサポートを行います。
特別養護老人ホームなどの介護保険施設、介護が必要になったときに真っ先に相談する場所である居宅介護支援事業所のほか、グループホームや有料老人ホーム、ケアハウスなどにもケアマネジャーの活躍の場所は広がっています。

2. 介護士になるには

介護士になるには、無資格で働き始めてから資格の取得を目指す方法と、あらかじめ資格を取得してから働き始める方法とがあります。

未経験から介護士を目指す場合について、詳しくはこちらのページもご覧ください。
(※「未経験で介護職を目指す人のために大事な8つのこと」)

3. 介護士の働き方

介護福祉士の働き方としては、「正社員」「契約社員」「派遣社員」「パート・アルバイト」の3つの選択肢があります。

正社員 常勤での勤務となり、給与は月給制の場合が多いです。
契約社員 常勤の場合と非常勤の場合とがあり、給与も月給制、日給制、時給制と採用の方法によってさまざまです。
派遣社員 給与は時給制になります。
勤務形態としては週2~3日の限定勤務や、フルタイムでの勤務があります。
パート・アルバイト 非常勤で、時給制の場合が多いです。

4. 実際の働き方の事例(ワークライフバランス)

女性が多く活躍している介護業界では、ワークライフバランスを上手に考えて、仕事と家庭の両立をはかっている方が多くいます。
どのような働き方ができるのか、介護業界で働いている方の事例をご紹介します。

4-1. 事例1

<Aさん サービス提供責任者・ホームヘルパー 介護業界歴8年>

結婚して子どもが生まれて10年を専業主婦として過ごし、ホームヘルパーとしてパートタイムの仕事を始める。登録ヘルパーは現地へ直行直帰なので、仕事の合間のわずかな時間に家に帰れることがメリットだった。
子どもが大きくなってきたのでパートタイムから正職員になり、現在はサービス提供責任者として勤務中。

【1日のスケジュール例】

06:00
子どもたちの弁当づくり
08:00
事務所へ出勤、訪問介護に出かける
12:00
昼食
13:00
訪問計画書作成、利用者宅モニタリングを行う
18:00
検討会議
20:00
退社、帰宅後に家族で夕食

4-2. 事例2

<Bさん 介護職員 介護業界歴20年>

高校卒業後に福祉専門学校へ進学。卒業後は障害者施設に勤務。
正職員として働き、結婚・出産後に産休や育休を取得し、子どもが大きくなるまでは非常勤としてパートタイム勤務。現在は正職員となり、介護職員として働いている。

【1日のスケジュール例】

06:30
出勤、朝食介助
08:00
入浴介助、トイレ介助など
12:00
昼食介助
13:00
昼食
16:00
おやつ介助、事務仕事など
17:00
退社、買い物をして帰宅後に家族で夕食

ここでご紹介した二人は、いずれも雇用形態を含めて、ご自身やご家族の状況にあわせて働き方を選んでいらっしゃいました。
例えば、仕事の合間に家に帰ることができる通いのホームへルパーという働き方は、子育て中の方には適しているのかもしれません。
女性が多く働く仕事であるからこそ周囲からの理解も得られやすいというのが、介護職のひとつの特徴といえるのではないでしょうか。

5. 多様なキャリアステップのご紹介

5-1. 介護士 ⇒ 介護リーダー

介護スタッフとして現場での仕事を数年経験すると、介護リーダー(介護主任)へのステップアップが可能になります。
介護リーダーは現場のチームをまとめる役割を持ち、管理職とプレーヤーとの分岐点にあるポジションです。利用者に対するサービス提供だけでなく、チームのスタッフ管理や、施設長などのマネジャーと協業しながら、より良い施設運営を考えていく仕事です。
一般的に、3~5年程度のスタッフ経験を経た後に、施設側からリーダーへのポジションアップを打診されることが多いようです。

5-2. 介護士 ⇒ 介護リーダー ⇒ 施設長

介護リーダーの経験を経た後、施設長へのポジションアップが可能になります。
施設長は、利用者の確保やスタッフ全体のマネジメント、売上管理や予算策定などの施設運営を担います。
複数の施設を運営している事業体の場合、施設長を経て、エリア全体の運営を担うエリアマネジャーや本部の管理部門などにキャリアアップしていける可能性もあります。

5-3. 介護士 ⇒ 介護リーダー ⇒ バックオフィス(人事・広報・経営企画)

介護スタッフから介護リーダーとしての経験を経て、施設のバックオフィス業務へとキャリアチェンジするステップも考えられます。
人事として施設スタッフの採用や労務管理を行ったり、利用者確保のための広報を行ったり、経営企画として施設運営を考える仕事に就くことも可能です。
現場スタッフとして利用者と接した経験、リーダーとしてチームのマネジメントや、より良い施設運営を考えた経験をバックオフィス業務において活かすことができます。

5-4. 介護士 ⇒ 介護リーダー ⇒ 専門職(匠)

第一線の現場で活躍する介護のプロフェッショナルとして、専門職の道に進むキャリアもあります。
専門職として支援を必要としている人々と深く関わり、経験を積んだことを勉強会の講師などをすることで伝え、後進の育成につなげていくことも可能です。

6. まとめ

介護の仕事は男女の別なく活躍の場が与えられる、長く働き続けていける仕事です。
結婚や出産、子育てなど、ライフステージに合わせて働き方を選ぶこともできますので、その時々の状況や希望によって働き方を考えていきましょう。
無資格でも介護士として働くことはできますが、まずは介護の基本を学ぶ「介護職員初任者研修」の受講からはじめて、介護福祉士や社会福祉士などの専門的な資格の取得を目指してステップアップしていくことをオススメします。

 

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