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介護業界を目指す方へ

2023.08.10 UP

介護・福祉業界で身につく力を考える「ケアから始まるキャリア」企画記事スタート!

目次

・「ケアから始まるキャリア」企画を始めた理由
・社会情動的スキル×介護・福祉業界について
・「ケアから始まるキャリア」記事コンテンツについて
・記事一覧

「ケアから始まるキャリア企画」を始めた理由

この企画は、「介護・福祉の仕事を通じて得られる能力を言語化したい!」というHELPMAN JAPANのメンバーの一言から始まったものです。
これまでHELPMAN JAPANは、介護・福祉業界でイキイキと働く人を増やすことを目指し、採用・定着のご支援をしてきました。

ご支援をする中で、介護・福祉業界で働くからこそ得られる能力・スキルがあると考えはじめました。介護・福祉の業界では、【優しさ・思いやり】という目には見えにくい力は多く語られるものの、具体的な他業界にも転用できるような力については触れられることが少ない状況です。そこで、福祉・介護業界を経験し、現在他業界で活躍する方々にインタビューすることで、スキル・能力を言語化していくチャレンジをすることといたしました。
介護・福祉業界を就職先として選択するための一つの材料としていただくほか、今後のキャリアを考えるにあたって、ぜひ参考にしていただければと思います。

介護・福祉業界×社会情動的スキルについて

介護・福祉業界で得られる能力やスキルを考えるにあたり、世界的に注目されている社会情動的スキル(非認知スキル)を参考にしています。社会情動的スキルは、OECDのワーキングペーパー(*1)によると『目標を達成する力(例:忍耐力、意欲、自己制御、自己肯定感)、他者と協働する力(例:社会的スキル、協調性、信頼、共感)、そして情動を制御する力(例:自尊心、自信、内在化・外材か問題行動のリスクの低さ)を含んでいる』とされています。この社会情動的スキルは、日常の生活を送るうえで重要な役割を果たすほか就業においても必要な能力として研究がされています。
HELPMAN JAPANでは、介護・福祉の仕事を通じて得られる社会情動スキルとして、対人関係の構築、コミュニケーション能力、忍耐力とストレス管理、チームワークと協調性、問題解決と判断力、自己管理と組織能力など、他業界での仕事でも活かされるスキルや能力として挙げられるのではないかと考えています。

(*1)2015年 著者:池迫浩子 宮本晃司 権利者::OECD
ベネッセ教育総合研究所(訳)「家庭、学校、地域社会における社会情動的スキルの育成 国際的エビデンスのまとめと日本の教育実践・研究に対する示唆」P.7より抜粋
https://berd.benesse.jp/feature/focus/11-OECD/pdf/FSaES_20150827.pdf

「ケアから始まるキャリア」記事コンテンツについて

本記事は、対象者のインタビューを通じて、介護・福祉業界で得られる力の共通点を見つけていくという企画内容です。福祉・介護業界で以前働いていた方にインタビューをし、現在の介護・福祉業界外の仕事でスキル・能力をどのように活かすことができているかをお伺いします。
取材対象者の例として、以前は介護・福祉業界で活躍され、現在はコンサルタントとして働く方、ICT企業で働く方、起業をされた方、美容師として働かれている方など、様々な方をインタビュー予定です。

本企画に興味があり、HELPMAN JAPANから取材をさせていただける方がいらっしゃいましたら、HELPMAN JAPANの問合せページより ご連絡ください。(企画趣旨と合うかを確認の上、インタビューのご相談をさせていただきます。必ずしも取材依頼とならないこと、ご了承くださいませ)

記事一覧

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【文: HELPMAN JAPAN】

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