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いま、自分の親や配偶者の介護を担う介護者の3分の1を男性が占め、全国でその数は130万人に上るといわれています。

こうした男性介護者が仕事と介護、家事などを両立できるよう、介護(ケア)をする働き盛りのメンズを “ケアメン”と呼び、支援する取り組みが全国で始まっていることをご存じですか?

2009年3月に発足した「男性介護者と支援者の全国ネットワーク」は、介護する側もされる側も、誰もが安心して暮らせる社会をめざし、ケアメンを支援するための交流会や情報交換を行い、介護者の支援に関する調査や政策提言なども行っているのだそう。

2013年11月には、介護退職ゼロの雇用環境の実現などを訴える「ケアメン☆サミットJAPAN」を京都で開催し、全国から延べ250人近くのケアメンたちが集まって熱心な議論を交わし、交流を深めたといいます。

また、広島県広島市内では、地域の社会福祉協議会や住民たちが協力し合って「ケアメンの会」を定期的に開催。「介護の先が見えないのがつらい」「家事をどうしたらいいかわからない」など、介護者になって感じるケアメンたちの戸惑いや思いなどを語り合う座談会を開いているのだとか。

性別に関係なく、介護に参加する誰をも支え合う社会づくりが進んでいるんですね!
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文: 成田敏史(verb)
イラスト: 株式会社コットンズ
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