特集記事
2020.07.21 UP
~社会福祉法人徳心会 広報チームの方へお話をお伺いしました~
【Message】#つむぐ!笑顔メッセージ!!
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新型コロナウイルス感染症への対応に関して、現場で働く職員たちは自分たちも感染するリスクもあり、不安を感じているなかでも、専門職として「それぞれができること」を精一杯実行してくれています。職員それぞれが「プロフェッショナル」だという自覚と誇りを持っている結果です。
Message by : 社会福祉法人徳心会
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【Interview】福祉・介護の現場から!!
高齢者介護施設や医療現場での新型コロナウイルス感染症の拡大の深刻化のニュースが連日取り沙汰される昨今、現場で働く職員はリスクを抱えながらも懸命に目の前の状況と向き合っている。常に気が抜けない緊張感の高い現場においての職員の負担は計りしれない。
社会福祉法人徳心会でも強い責任感と当事者意識を持った多くの「プロフェッショナル」が尽力している。自らの与えられた役割を超え、感染防止施策や利用者ケアを提案し、積極的に実践。ひとりでも体調不良の様子が見られた場合はフロア利用者全員の検温を1日3回実施し、食事席のレイアウトを変更。その他、面会制限により不安を抱える利用者家族へのケアとして、全利用者の写真を撮影し、ご家族へ郵送したことも職員からの提案だったという。「ご家族様には大変喜んでいただき『心遣いに感謝します』といったお言葉をいただきました」。心のこもった丁寧な対応に、感謝の声が法人へ寄せられたという。
法人では新型コロナウイルス感染症が拡大する以前から、感染防止や衛生管理対応策を講じ取り組んできた。具体的には、面会制限、施設への業者立ち入り制限など、ウイルスが外部から持ち込まれないよう徹底。また、チェックシートを活用した職員出勤前の体温測定や、通所・短期入所利用前の体温測定も実施。各フロアへの動線固定による、フロア職員の往来制限をすることで万が一の場合に備えたウイルスの拡がりを防止している。そのほか、ご利用者と職員のマスク着用と手指消毒、フロアの消毒も徹底。密を防ぐため、法人内の会議を非対面でのWEB会議へ切り替えをするほか、社外とのやり取りについてもICT活用を現在積極的に進めている。
日々、変容していく環境下において、その都度、法人では変化や行動が求められてきた。唐突に求められた変化に対応していくことは決して容易なことではなく「プロフェッショナル」の一人ひとりが立役者となり、成しえていることを忘れてはならない。
■社会福祉法人 徳心会
「働き易い職場を創り、快適なサービスを提供する。」の理念のもと、高齢者・障害者支援、保育事業を中心とした事業を展開。東京都内で現在3つの施設を運営する。2021年春には新たな施設として、東京都目黒区に複合施設「(仮称)こぶしえん」を開園予定。現在、こぶしえんをはじめとする法人4施設にて「利用者のことを第一に考え、チームケアを大事にできる仲間」を募集中。(https://tokushinkai.jp/)
【文: HELPMAN JAPAN 写真: 社会福祉法人 徳心会 提供】