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2014.11.20 UP

ケアマネ常駐、見守りサービスまで コンビニはどこまで進化する?

都市部では生活に密接に関わっているといっても過言ではないコンビニエンスストア。そんなコンビニがいま、高齢者と地域をつなぐ新たな拠点になると期待されているんです!

今年(2014年)の夏に話題になったのが、コンビニ大手のローソンが、生活支援や介護が必要な高齢者をサポートするお店を出店するというビッグニュース! ローソンは2000年代初頭から、薬局を併設した店舗を展開するなど、従来にない取り組みを行ってきましたが、2015年からは地域の介護事業者と提携し、お店に常駐するケアマネジャーが生活支援のアドバイスをしたり、介護サービスを紹介する新サービスを始めるんです。

さらに “健康寿命の延伸”をテーマに掲げ、フィットネスクラブなどと協力して、健康管理ができるアプリを開発。日々の食事内容や運動のデータを入力すると、各々の健康状態に応じた生活改善アドバイスを受けられるサービスの準備も進めているといいます。

コンビニ最大手のセブン-イレブン・ジャパンは、生鮮食品やカロリー・塩分・たんぱく質の量を調整した食事セット、日用品などを自宅に宅配するサービスに「高齢者の見守り」をプラス。自治体と連携して、宅配サービス時にスタッフが高齢者の健康状態を見守る取り組みをスタートしています。

高齢者を対象にした新サービスの開発は他のコンビニ各社でも進められており、コンビニを起点にした高齢者に優しい社会づくりは、これからさらに熱を帯びそう。近い将来、コンビニに介護施設が併設されたりして?

【文: 成田敏史(verb) イラスト: 株式会社コットンズ】

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