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2014.06.03 UP

進化する高齢者向けスマホ事情 ブラウザアプリに新勢力も登場!?

ガラケーにかわり、急速に普及が進んでいるスマートフォン。博報堂DYホールディングスが2014年1月に発表した「全国スマートフォンユーザー1000人定期調査」(第8回分析結果報告)によると、スマートフォンの保有率は55.2%に上っています。

高齢者の所有率も年々高くなっており、同調査では60歳以上の保有率が20.3%と、ついに2割を超えたのだそう。

高齢者のスマホユーザーが増えている現状を受けて、スマホのサービスやアプリも進化しています。NTTドコモは2014年3月末から「つながりほっとサポート」をスタート。高齢者がスマホを使用するだけで、歩数計の歩数や画面ロックの解除有無、電池残量などのスマホの利用状況を、あらかじめ指定した家族に伝えることができるサービスで、お互いが離れて暮らしていても、元気であることや日常の生活の様子を気軽に見守ることができると期待されています。

高齢者向けにスマホをカスタマイズできるアプリも登場しています。機械が苦手な高齢者でもスマホを使いこなせるように、「電話」「メール」「写真」といった基本機能を視覚的に判断しやすいアイコンで表示する「ラクホンFree」や、ブラウザのフォントサイズを自由に調整できるため、老眼の人でも使いやすいブラウザアプリ「ローガンブラウザ」などは、ひそかに人気を集めているのだとか。

スマホは使いにくそう…と敬遠しているおじいちゃんやおばあちゃんに、おススメしてみてはいかが?

【文: 成田敏史(verb) イラスト: 株式会社コットンズ】

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