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特集記事

2020.08.11 UP

【新型コロナウイルス感染症に負けるな!応援Prj】Vol.12 社会福祉法人 中川徳生会~動画制作という新たなチャレンジ!「保健師によるフレイル体操!」

 

~社会福祉法人 中川徳生会 地域包括支援センター保健師の方へお話をお伺いしました~

【Message】#つむぐ!笑顔メッセージ!!

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「利用者さん・地域住民の皆さんの健康のために、今何ができるのか」という気持ちを持ち、仕事に臨んでいます。その気持ちと、一緒に働くチームの理解・協力があったからこそ、今回のような動画作成という新たなチャレンジにつながったと感じています。一緒に働くチームのメンバーからは、「新しい風が吹き込んだ!」と言っていただき、自分自身のやりがい・達成感にもつながりました。今後も、柔軟な発想力を持ち新たなことにチャレンジしていき、地域のために尽力していきたいです。Message by 社会福祉法人 中川徳生会
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【Interview】福祉・介護の現場から!!

新型コロナウイルス感染症による影響での自粛生活の長期化が、極端な外出控えを招き、高齢者の活動量低下によるフレイル(虚弱)リスクを高めている。事実、社会福祉法人中川徳生会が横浜市より委託を受け運営する施設「横浜市加賀原地域ケアプラザ」(以下ケアプラザ)にも、家族がフレイルの状態になり介護認定を受けたいという相談が多く寄せられているという。

ケアプラザは、地域における福祉保健活動の拠点として、高齢者を中心に活動支援や相談・訪問活動を行っている。しかし、感染拡大にともない、地域への訪問控えや主催事業の中止が市より通達されることとなった。「地域との接点が制限され、自分たちが地域や利用者の健康と安全を守るために、今出来ることは何かということを職員で何度も話し合いました。そうして考え着いたのが動画による情報発信でした。ケアプラザ内地域包括支援センターには保健師、社会福祉士、主任ケアマネジャーといった専門職種がいるので、職員の持つ専門性を生かした情報発信ができないかということになったんです」。こうした職員の思いが重なり、短期間で4本のオリジナル動画が制作された。

はじめに制作されたのは、ケアプラザ協力医によるケアマネジャー向け『コロナウイルス流行における、利用者との関わり方・注意点』の動画だったという。要支援・要介護の高齢者を支援するケアマネジャーは、不安を取り除く関わりや迅速に医療機関につなぐ役割があることを伝える内容となっている。この動画は、ケアマネジャー向けなのでDVDにてケアマネジャーの事務所へ配布を行った。続いて制作されたのが、過度な外出自粛によりフレイルとなることを防ぐための『保健師によるフレイル体操』。約14分間の動画で、横浜市推奨のトレーニングをアレンジした椅子に座ったままできる体操が、丁寧な説明とポイントを踏まえて紹介されている。また、他2本の動画では、昨今多発している『特別定額給付金詐欺』『オレオレ詐欺』といった高齢者被害の多い詐欺について、寸劇を交えて解説。社会福祉士が実例に基づき台本を作成し、職員自らが役を演じて詐欺への注意喚起を促す内容となっている。これらの動画は、コンセプト設計から撮影、編集に至るまでの全ての工程が職員の手によって行われた。職員一人ひとりが持つ専門的な視点や知識によって支えられた動画制作となっている。


▲『保健師によるフレイル体操』の撮影風景。保健師が主体となり、自らが撮影から編集を行った

こうして制作された動画は、高齢者が訪れそうな地域のクリニックや薬局、郵便局、信用金庫などの複数施設にDVDで配布され、来店者に向けて公開されている。再生機器やモニターがない施設には、ポータブルプレイヤーを貸出するなどの活動も行う。これらも全て職員による発案だったという。その活動もあってか、地域の方から動画を見たといった多くの声が寄せられるようになったそうだ。中には「演技良かったよ!」といった嬉しい声も。

その他、ケアプラザのホームページやSNS、動画共有サイトで一般にも広く公開し、業界関係者も含め数々の反響を得ているという。専門職それぞれが、地域の人に「住み慣れた場所」で「健康」に「その人らしく暮らし続けてほしい」と想い、とことん寄り添う。そういった強い思いが既存の福祉・介護のやり方にとらわれない新たな取り組みや挑戦へとつながり、新たな歩みとなっていくと感じた。

■社会福祉法人 中川徳生会
神奈川県横浜市・川崎市を中心に介護・医療事業を展開。「特別養護老人ホーム」を5か所、「短期入所(ショートステイ)」「通所介護(デイサービス)」「居宅介護支援事業」も併設する。 長年にわたる実績を評価され、行政から地域の相談窓口となる「地域包括支援センター」も受託している。現在、県内4か所の施設において、高齢者を中心に子供や障がい者が幅広い生活を送れるよう、活動支援や医療・福祉関連機関と連携しての専門的な相談・訪問活動など、福祉保健拠点としての機能を果たす。(https://www.nakagawa-tokushokai.com/

◎加賀原地域ケアプラザチャンネル(保健師によるフレイル予防体操)
https://www.youtube.com/watch?v=rOcYhkX5hWk

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