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2015.03.19 UP

腕時計で熱中症予防もアドバイスできる スマートウォッチは見守りの形を変えるか!?

ウェアラブル市場の中で、もっとも注目を集めているといっても過言ではない「Apple Watch」の発売が、いよいよ近づいてきました。

心拍数を読み取る心拍センサーや加速度センサーによってユーザーの運動状態が計測でき、ゆくゆくは血圧測定やストレスレベルの診断といった“高性能ヘルスケアデバイス”としての活用も期待されている「Apple Watch」。

Apple以外にも、こうした腕時計型ウェアラブルデバイス(スマートウォッチ)は各社からリリースされていますが、子どもや高齢者の見守りに特化し、家族の不安を軽減してくれるスマートウォッチがNTTドコモの「Docotch(ドコッチ)」です。

「Docotch」の特徴は、あらかじめペアリングしたスマートフォン上で、「Docotch」を装着したユーザーが「歩いているのか」「休んでいるのか」といった状況を確認できるところ。また、GPSと3G通信で位置情報が検索できるため、ユーザーが一定距離を離れるとスマートフォンと「Docotch」双方に通知され、高齢者や子どもがどの辺りにいるのかも確認することもできるんです。

さらに、内蔵された温度・湿度センサーで周囲の環境を把握でき、夏場の熱中症予防や冬場の風邪対策といったアドバイスをSMS(※)で送信し、注意を促すこともできるのだそう。

「Docotch」の発売は2015年4月の予定。腕時計型のニューテクノロジーは、見守りの形を変えるかも?

※ ショートメッセージサービスの略。携帯電話同士で短いテキストによるメッセージを送受信するサービスのこと

【文: 成田敏史(verb) イラスト: 株式会社コットンズ】

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