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スマートフォンを利用する高齢者が増え、シニア向けの新機種や新しいサービスが携帯電話各社から続々と提供されていますが、アメリカのAppleも高齢者向けのサービスを強化しているようです。

Appleは2014年6月、「Health」という新しい“健康アプリケーション”を発表しました。このアプリは、健康やフィットネスに関するさまざまなアプリやウェアラブルデバイスと連携し、ユーザーの心拍数や消費カロリー、血糖値、コレステロール値などを一元的に記録するというもの。

「HealthKit」と呼ばれるSDK(開発者向けの開発キット)を使えば、医療機関でも「Health」に対応したアプリや機器を開発できるため、「主治医が患者の健康状態を共有し、適切なアドバイスを行う」といった“新しい医療のかたち”が実現できると期待されています。

さらに、Appleは補聴器の分野にも進出しており、アメリカやデンマークの補聴器メーカーと協力してiPhone連動型の補聴器を開発。従来の補聴器では難しかった、音の大きさや響き方の調節をiPhoneから簡単に行えると、人気を集めているようです。

Mac、iPod、iPhoneなど、革新的なアイテムを生み出して、私たちのライフスタイルを変えたAppleは、21世紀の高齢者の生活も大きく変えてくれそうですね!
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文: 成田敏史(verb)
イラスト: 株式会社コットンズ
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