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高齢者の方は介護をどこで受けたいと思っているのでしょう? 55歳以上の男女を対象に「日常生活を送る上で介護が必要になった場合に、どこで介護を受けたいか」を調査したデータ(※1)によると、もっとも多かったのが「自宅で介護してほしい」で34.9%。男女別の内訳では、男性42.0%、女性29.1%と、男性のほうが自宅での介護を希望する割合が高いことがわかりました。

自宅以外の回答では、「病院などの医療機関に入院したい」が20.0%、「介護老人福祉施設に入所したい」が19.2%、「介護老人保健施設を利用したい」が11.8%の順となっていて、「子どもの家で介護してほしい」と答えた人は2.4%とかなり少ない結果に。

老後の親の面倒は自分で見ようと思っていた人にとっては「えっ!?」となるデータかもしれませんが、これはあくまで“場所”の話。「介護を頼みたい相手」の調査結果では、男女とも「子ども」と答えた割合が多く、特に女性は「子ども」が第1位(64.0%)、次いで「ホームヘルパー」(40.2%)の順となっています(※2)。

ちなみに、自宅や子ども、親族の家で介護を受ける場合に「ホームヘルパー」や「訪問看護師」に介護を頼みたいと答える人の割合は年々増加傾向にあるそう。在宅介護サービスには、ビジネス的にも今後さまざまな可能性が秘められているといえそうです。


※1 内閣府「平成24年度 高齢者の健康に関する意識調査結果」より
※2 「自宅」「子どもの家」「兄弟姉妹など親族の家」で介護してほしいと回答した方への調査データ。内閣府「平成24年度 高齢者の健康に関する意識調査結果」より
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文: 成田敏史(verb)
イラスト: 株式会社コットンズ
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