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漫画ヘルプマン!

2016.08.05 UP

たかが、おむつに振り回されるのはやめよう。どうだ?普通のパンツは

あらすじ&作品紹介

昔は陸上選手だった安城ふみえ80歳は、脳梗塞がきっかけで車いす生活になる。

介護する夫雄一郎の負担を減らそうと、おむつを使うようになるが、普通に排泄しているのに、おむつからおしっこが漏れてしまう。

尿取りパットを重ねればいいのか。
それともおむつを違うタイプにすればいいのか。
試行錯誤するものの、漏れは止まらない。

明るかった夫婦は、次第に経済的にも、精神的にも追い詰められてしまう。

もう介護ホームに入る、そう決意したふみえの前に「おむつフィッター」を名乗る謎の女性が現れた! !

介護漫画の第一人者、日本漫画家協会賞大賞受賞の著者が、生活から切り離せない排泄に切り込む。

ヘルプマン!!主人公


恩田百太郎(おんだももたろう)

恩を百受ける男、恩田百太郎。介護を通じ、高齢者の圧倒的な知識や経験に学び、それを原資に、介護業界の矛盾を、等身大の高齢者視点で改善しようとする破天荒な青年。介護業界の主人公は高齢者自身とするがゆえに、介護保険制度や固定観念と日々対立。現在は、フリーの介護士として働き始める。
神崎仁(かんざきじん)

矛盾に満ちた介護業界の構造と闘う社会福祉士。介護福祉士、ケアマネジャーとキャリアを積む。ケアマネジャー時代に独居の在宅高齢者から頂いた“おしるこ”の温かさに触れ、目指す未来が明確に。人と社会をつなげるために日夜奔走中。現在は、介護の可能性を探るためショッピング施設内に地域の住民や機関・団体などをつなぐ「介護総合情報センター」を開設。

編集者からのコメント


日本泌尿器科学会泌尿器科専門医や排泄総合研究所の「むつき庵」のおむつフィッター研修などに取材を行い、作家自らが体感体験した内容や、今回描くに至った思いをふんだんに盛り込んだ「排泄編」は、講談社で連載していた時代からずっと作家が描きたかったテーマでした。そのテーマに今回真正面から描ききった本作は「へルプマン」史上最高に実用的な内容になっています。おむつのあて方一つで誤嚥(ごえん)すらなくなる、そんな魔法のようなことが本当にある。驚くほど奥が深い“おむつ”について描いた今回のテーマ、ぜひみなさんも一読してみてください。================================================
★ヘルプマン!! Vol.5 排泄編
価格:691円(税込)

【著者】くさか里樹 【発売日】2016年8月5日 【ISBN】978-4023315273 【発行】朝日新聞出版

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