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採用・定着アドバイス

2020.12.23 UP

介護業界採用のヒント vol.1

採用活動をされている介護業界の人事の皆様に向けて、HELPMAN JAPANから採用活動のヒントになる情報を5分でお伝えする「介護業界 採用のヒント」。株式会社リクルートキャリアが提供する調査を、介護業界の皆様にご参考としていただけるよう解説をいたします。

うまくいく採用の視点👀!!

✔ まずは一歩!調査内容を自法人に当てはめてアピールしよう!
✔ さらに一歩!ターゲットが求めている組織に近づけよう!

今回の調査

「働きたい組織の特徴(2021年卒)」就職みらい研究所(2020/11/6リリース)
https://data.recruitcareer.co.jp/study_report_article/20201106001/

大学生および大学院生の就職活動において働きたい組織の特徴を明らかにするため、就職活動を行っている2021年3月卒業予定の大学4年生・大学院2年生を対象に調査を実施。2021年卒の学生が働きたい組織として挙げた特徴の中で、特に介護業界の人事の皆様に確認いただきたいキーワードをピックアップしました。

解説

学生が働きたい組織として求めているものが、介護業界にも当てはまることがお分かりいただけますでしょうか。

この4つの観点を介護業界に当てはめると…(一例)
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【安定し、確実な事業成長を目指している】
・高齢化社会の中で、景気に大きく左右されずに成長を続けている業界である
【仕事と私生活のバランスを自分で コントロールできる】
・正規職員は「残業なし」が 48.4%と約5 割近くを占めている(※介護労働安定センター令和元年度介護労働実態調査より)
【コミュニケーションが密で、一体感を求められる】
・チームケアを行い、日常的に職員間でコミュニケーションをとっている
【現場の社員主導で事業運営が行われている】
・ご利用者様を中心にケアの方針、ケアプランを職員が考えて実行する
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介護業界未経験者は、介護業界もこれらの項目に当てはまることを知りません。つまり、伝え方次第で、魅力的な業界であることをアピールすることができます。

まずは一歩!活用事例

求人票に、上記の4つの観点を含めてこんな形でアピールするのはいかがですか?
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当法人は、今後ますます高齢化が進んでいく地域のニーズにこたえるため、毎年新しい事業所を開設しており、成長し続けています。【安定的な事業】
毎月、ご利用者様が安心・楽しく生活するためにはどうしたらいいかを考える会議を設け、 職員同士が職場を超えて活発に意見交換をしています。【現場主導/コミュニケーションが密】
残業は月10時間程度で、休暇制度を使って海外旅行に行く職員もおり、プライベートも充実させて働くことができます。【私生活のバランス】
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さらに一歩!

「働きたい組織の特徴」の調査内容を自法人に照らしたときに、アピールポイントとして弱い部分があるようでしたら、強みになるように組織を変えていくことにも、ぜひチャレンジしてみてください。

一つの項目を例に挙げると、自分が望む成長スタイルという観点において、「短期での成長はしにくいが、体力的・ 精神的なストレスがかからない」スタイルが大学生・大学院生ともに支持されています。

体力的・精神的な負担を解決する方法としては、ICTの導入により事務などのケア以外の部分で効率化を進めること、業務分解によって一人に業務負担が偏りすぎない工夫をすることが挙げられます。採用力をアップするために、そのICTの導入や業務分解によって、どのような体力的・精神的な負担が軽減されたのかを求職者の方に伝えると、採用時の更なるアピールポイントになります。(例:労働時間の削減、休日が増えたなど)ひいては、職員の定着にもつながるはずです。

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【文: HELPMAN JAPAN】

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