HMJ活動紹介
2017.12.20 UP
HELPMAN JAPAN 2017年12月の活動紹介と情報提供
人事ご担当者様お役立ち情報
1)2018年1月1日より職業安定法(以下、職安法)が改正されます
→年の瀬も迫っておりますが、あと約2週間で職安法が改正されることをみなさんはご存知でしょうか?
これまでは職安法というと職業紹介事業者のみが規制の対象になっていましたが、2018年1月1日からはみなさん求人掲載事業者も対象になります。
もちろん介護事業者も例外ではありませんし、違反事業者には罰則もあります。
例えば、ハローワークの求人の中で試用期間中の労働条件が異なる場合はそれぞれの条件を記載する、といった詳細な「労働条件の明示」が事業者の皆さまには求められます。
未経験無資格の方を採用される際、初任者研修の資格取得まで待遇が異なる事業者様などは特にご注意ください。
施行までもう間もなくですので、まだ対応がお済みでない人事ご担当者様は急ぎ厚労省のサイトをご確認することをお勧めいたします。
【厚生労働省サイト】
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000172497.html
【厚生労働省 求人の変更ポイントをまとめたサイト】
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000171017_1.pdf
2)転職者にとっての「入社の決めて」とは?【2017年度版】
→2017年9月にリクルートが行った調査によると、転職者の「入社の決め手」の上位3項目は「経験やスキルが活かせる」「やりがいのある仕事に携われる」に次いで、「新しいキャリアを⾝につけられる、成⻑が期待できる」であることが分かりました。
これらの項目は、「年収があがる」「会社の規模や知名度」よりも⾼いというのは意外な話ではないでしょうか?
異業界から未経験無資格の転職者を受け入れることの多い介護業界では、「やりがい」や「新しいキャリア」といった業界ならではの魅力を訴求することで、転職者へ前向きなPRが可能になると考えられます。
また、男⼥別でみた際、⼥性は男性に比べると、「勤務時間・休日休暇」「育児環境」「服装・オフィス環境」「職場の上司・同僚」の項目で高いことが分かりました。
同じように年齢で比較した際、30歳未満と30歳以上の平均値を比べると、30歳未満は「勤務時間、休日休暇等」の項目が特に高いことが分かっています。
生活と仕事のバランスをとる働き方を求める声が⼥性や30歳未満の若い働き手を中心に、象徴的に表れていることがみてとれます。
皆さんは中途採用の際、どのようなメッセージで求職者に訴求をされていますか?
介護業界には昨今の求職者に訴求できる武器がたくさんあるとHELPMAN JAPANでは考えております。
【調査の詳細はこちらをご覧ください】
https://www.recruitcareer.co.jp/news/20171122.pdf
ちなみにHELPMAN JAPANが介護業界に特化した調査を行った際も、「ワークライフバランス」の項目が一番未経験無資格の求職者には有効な情報であることが分かっています。
https://www.recruitcareer.co.jp/news/2015/10/23/20151026.pdf
今月の一押し人事情報
1) 次年度の教育研修制度を考える時期だからこそ・・
現在は人事ご担当者様のみなさまは、2018年4月以降の教育研修について考え始める時期ではないでしょうか?
その際、企画しているおのが「技術系の研修」なのか、「技術以外の研修」なのか、分けて思考することが重要です。
HELPMAN JAPANの従業員満足度調査でも技術系の研修と技術以外の研修の両方の研修を実施している介護事業者ほど、従業員満足度が高いことが分かっています。
今回は、中堅スタッフからリーダー層の職員向けに「介護職員が何も考えない研修」を考えた社会福祉法人新生寿会をご紹介します。
企画した統括の原田さん曰く「忙しい現場から離れて、自分自身をじっくり振り返る機会を提供すること」で疲弊している介護スタッフのモチベーションアップに成功したといいます。
【社会福祉法人新生寿会の研修の詳細はこちら】
https://helpmanjapan.com/article/5670
2) 「介護×○○」を介護の入り口に
卓球が出来るデイサービス、料理が美味しいデイサービス、ペットが飼える特別養護老人ホーム、音楽療法が盛んな有料老人ホーム。
これらの施設には、時には介護以外に興味がある人材が集まってくるといいます。
たとえば、卓球が出来るデイサービスには、卓球が出来る環境で働きたいという職員が。
ペットが飼える特養では、ペットと一緒に働きたいという職員が応募してくるそうです。
【ペットのケースの事例】https://helpmanjapan.com/article/5839
このように、みなさまが得意とされている介護以外の領域を訴求することで、
その領域を得意とする人材に介護に興味を持っていただける可能性があるのです。
今月の一押し介護現場業務支援ツール
1) 最短2秒で介護記録を入力できるシステムが登場
介護現場での残業の大きな要因の一つである介護記録の入力。
最近は音声入力やQRコードの読み込みなどで入力できるシステムが開発されていますが、
スタンプを使い最短2秒で介護記録を入力できるシステムが登場しました。
https://jp.access-company.com/products/cloud/carelis/
みなさんもこの機会に世の中に多く出ている介護記録の入力システムをぜひチェックしてみてください。
HELPMAN JAPAN 前月記事更新情報
1)「プリンセスプリンセス」のリーダー渡辺さんが福祉事業をスタート
プリンセスプリンセスのリーダー渡辺さんは、現在千葉県で得意な音楽の力を活かして音楽セラピーが特徴の多機能型の児童福祉施設の運営を行っています。
東日本大震災やインド訪問などを通じて、何か子供たちのためになる活動をしたいというのが彼女の福祉の原点だ。
音楽と社会福祉を掛け合わせることで、人気施設を作り上げた渡辺さんに今後も注目していきたい。
【渡辺さんの福祉事業の詳細についてはこちら】
https://helpmanjapan.com/article/7015
2) 介護と育児が同時期に発生する「ダブルケア」とは
少子高齢化や晩婚化が進み、現在の日本では家庭内で介護と育児が同時発生するケースが徐々に増えてきています。
こういったケースですと当事者は外に助けを求めず、家庭内で自身の力だけで何とかしようと問題を抱え込みがちなことが多いそうです。
今回は、ダブルケアの認知向上とダブルケアを抱える人たちが集い、思いを共有する場を提供している一般社団法人ダブルケアサポートを取材しました。
【法人理事の植木さんの取材記事はこちら】
https://helpmanjapan.com/article/7067
3) 漫画「ヘルプマン!!」9巻発売
週刊イブニングから週刊朝日に連載の場をうつした漫画ヘルプマン!の第二部の9巻。
近所でパート先を探していた主婦の山重さんは、当初はスーパーで働くことを考えていたが、介護現場での有償ボランティアという働き方を知る。
果たして無資格未経験の山重さんは無事にヘルパーデビューできるのか?
【漫画9巻のあらすじはこちら】
https://helpmanjapan.com/article/7123
HELPMAN JAPAN サービスリリース情報
1)階層別研修の開発もいよいよファイナル「管理者研修TEAM UP!」をリリース
離職率が低い理想的な施設運営が出来ている管理者の「行動」を徹底分析することで、
HELPMAN JAPANは理想的な施設運営が出来るためのノウハウを特定しました。
管理者の翌日からの行動が変わる管理者研修は2018年1月にリリースされます。
https://helpmanjapan.com/article/6934
2) 職場環境実態把握ツール「はたけあ」が引き続き好評
従業員満足度とご利用者満足度は相関しているというデータもありますように
介護業界は「人」が資産です。
ただ、本部の方からするとなかなか各施設の職場環境まで目が届きづらいという現状も多いようです。
そんな中、各施設毎の職場環境を完全データ化し、施設毎の改善策を考えることができる「はたけあ」が大手介護事業者や市町村を中心に多数お問い合わせをいただいております。
https://helpmanjapan.com/article/6133
HELPMAN JAPAN 今後の経営者・管理者向け講演情報
●2017年12月20日(水) ★人事向け★介護人材の育成・定着ノウハウ【場所】東京都
●2018年1月17日(水) ★人事向け★介護人材の採用ノウハウ【場所】大阪
●2018年1月25日(木) ★行政向け★介護業界について【場所】東京都
●2018年2月7日(水) ★学校関係者向け★介護業界について【場所】埼玉県
●2018年2月13日(火) ★人事向け★介護人材の採用ノウハウ【場所】東京都
●2018年2月14日(水) ★人事向け★介護人材の採用ノウハウ【場所】東京都
●2018年2月15日(木) ★人事向け★介護人材の育成・定着ノウハウ【場所】東京都
※HELPMAN JAPANは年間50回以上、全国47都道府県で講演活動を行っております。
詳細については下記URL↓をご覧くださいませ。
http://helpmanjapan.com/article/5890
HELPMAN JAPAN 2017年度介護職員向け階層別定着支援研修開催情報
●新入介護職員向け「CHEER UP!」研修
(対象:未経験から入職をして1年以内の新人介護職員、効果:離職防止、モチベーションアップ)
●中堅介護職員向け「GROW UP!」研修
(対象:目の前の業務に手一杯で、後輩育成や業務改善に目がいかない中堅介護職員、効果:働く視座をあげる、離職防止)
⇒CHEER UP!研修・GROW UP!研修の今年の一般開放型の開催については終了しました。
15名様以上のご参加で、1法人様単独開催、エリアでの複数法人様共同開催も可能です。
お気軽にお問い合わせください。
●リーダー介護職員向け「LEAD UP!」研修 ←平成29年度最後の開催
(対象:ユニットリーダーなどのある一定の単位を責任を持って見ている方、効果:自分のマネジメントに自信を持つ、リーダーシップについて考える)
【1日目】2018年1月23日(火)9:30~18:30 – 【2日目】2018年2月22日(木)9:30~18:30
(場所:グラントウキョウサウスタワー※JR東京駅直結) ※申込締切:2017/12/22(金)
●管理者向け「TEAM UP!」研修 ←New
(対象:副施設長・事務長・施設長など施設運営において責任を持って見ている方、効果:離職率の低い施設運営のための理想の行動が出来る)
【1日完結型】2018年1月26日(金)9:00~18:30
(場所:グラントウキョウサウスタワー※JR東京駅直結)※申込締切:2017/12/22(金)
⇒TEAM UP!研修は、『新開発』の研修です。
理想的な(離職率が低い施設の)管理者はどのような動きをしているのか、様々な調査にて特定し、研修を作りました。
ポイントは、「現場に出る→信頼関係をつくる→施設の理念をつくる→同じ理念を持ったリーダーを養成する」です。
★研修内容の詳細はこちら↓をご覧いただくか、各担当営業にお問い合わせください。
http://helpmanjapan.com/pdf/kenshuu2.pdf
★申込やお問い合わせは下記チラシ↓をダウンロードいただき、FAXにて送付をお願いいたします。
http://helpmanjapan.com/pdf/kenshuu1.pdf
(実績:研修受講後の1年後の定着率97% ※通常は66%:厚労省調べ)
※1法人様単独での研修開催や地域での開催、研修内容のカスタマイズ等も承っております。
一緒に介護業界で育成・定着の輪を広げていただけるパートナーも大募集!