HMJ活動紹介
2022.11.30 UP
介護職のイメージに関する調査資料を発表
介護業界の事実・就労実態を伝えることで「介護職未経験」且つ「介護業界への就業・転職意向なし」と答えた人の約 10 人に 1 人の就業意向が変化。
就業意向が変化した人が魅力に感じた項目は、「残業なく働くこともできること」「未経験からでもスタートできる職種」「身体的負荷をかけずに働ける環境」が上位に。
調査について
日本の介護業界の就業人口を増やすためのプロジェクト『HELPMAN JAPAN(ヘルプマンジャパン)』は、介護業界の就労に関する実態を明らかにするため、介護職未経験者と介護事業者を対象に調査を実施しました。
調査トピックス
■ 介護業界の事実・就労実態を伝えることで「介護職未経験」かつ「介護業界への就業・転職意向なし」と答えた人の約10人に1人の就業意向が変化
■ 就業意向が変化した人は、「介護業界で働く人の5割強は残業がないこと」(40.0%)「資格の有無にかかわらず、未経験からでもスタートできる職種であること」(33.3%)に魅力を感じている
■ 介護職未経験者の介護業界の事実・就労実態の認知度は低い
介護業界の事実・就労実態を伝えることで「介護職未経験」かつ「介護業界への就業・転職意向なし」と答えた人の約10人に1人の就業意向が変化
■ 介護職未経験者の中で「介護業界への就業・転職意向なし」と答えた134人のうち、約11%(15人)が介護業界の事実・就労実態を知ることで「意向あり」に変化した。
■「意向あり」に変容した人が魅力に感じた項目は、「介護業界で働く人の5割強は残業がないこと」(40.0%)、「資格の有無にかかわらず、未経験からでもスタートできる職種であること」(33.3%)、「介護技術の進化によって腰などを痛めず、身体負荷をかけずに生涯働ける環境になっていること」(26.7%)、「主に身体介護を行わない、介護助手というサポート職種があること」(26.7%)であった。
解説
実態を知ることで介護業界への就業意向を変える介護職未経験者も一定数いることが分かった。介護業界の介護職未経験者採用において、実態が知られていないことが、応募獲得の難しさにつながっている可能性がある。介護業界への介護職未経験者の就業を増やすためには、就業意向に影響しやすい「残業なく働くこともできること」や「未経験からでもスタートできる職種」「身体的負荷をかけず に働ける環境」などのあまり知られていない就労実態を訴求していくことが大切なのではないだろうか。
詳細
本件の詳細はこちらからご覧ください。
https://www.recruit.co.jp/newsroom/pressrelease/assets/20220831_hr_02.pdf
【文: HELPMAN JAPAN】