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旅行といえば、シニア世代に人気のアクティビティ。以前、ヘルプマンジャパンでは、介護福祉士やホームヘルパーの資格を持った添乗員が、介助が必要な高齢者の旅行に同行する「バリアフリー旅」を提供する旅行会社が増えていることを紹介しました(http://helpmanjapan.com/article/2908)。

最近では、身体が弱ってしまったり病状が重い高齢者でも、医師や看護師が同行することで、安心・安全な旅行ができるサービスが登場しているようです!

例えば、兵庫県尼崎市にあるこひつじクリニック。ここでは、医師や看護師が利用者に合わせて必要な薬剤や医療機器を携行し、注射や点滴といった医療行為や、薬剤の使用に関するアドバイス、急な体調や病状の変化にも適切に対応できるようにしているのだそう。「寝たきりでも家族と旅行を楽しみたい!」という人のニーズに応えられるよう、車いすでの移動に対応した介護タクシーとの連携も取っているといいます。

高齢者の旅行はQOL(生活の質)の向上に効果があると評価する医者や専門家は多く、介護やリハビリを受けている高齢者が旅行に出ると、非日常的な体験が精神的なリフレッシュとなって、リハビリ意欲の向上や要介護度の改善にもつながるといわれているんです。

こうした旅行サービスが普及すれば、元気な高齢者がもっと増えるはず!
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文: 成田敏史(verb)
イラスト: 株式会社コットンズ
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