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普段は忙しく働いていても、まとまった休みが取れれば旅行に出て、心身共にリフレッシュするという人は多いですよね。最近では、足腰が弱っていたり、車いすを使っている高齢者でも安心して旅行ができる“バリアフリー旅”を提供する旅行会社が増えているようです。

一般的なツアーと同じように、国内の日帰り旅行から、海外の観光名所や秘境まで、利用者のニーズに合わせてさまざまなツアーを取り扱っているところが多く、旅先では介護福祉士やホームヘルパーの資格を持った専門の添乗員が、自由時間でもできる限り付き添ってくれるため、万が一のときでも安心。

ある旅行会社のバリアフリー旅では、歩く距離をできるだけ短くした旅行プランが組んであり、車いすに乗ったまま乗り降りができる「リフト付きバス」も用意されているのだそう。また、食事のときは椅子やテーブル席を利用、ホテルのバスルームで使える椅子や滑り止めのマットを用意する、といった細かい気配りもなされているといいます。

最近では、介護技術と旅の専門知識を兼ね備えた“外出支援の専門家”を育成する「トラベルヘルパー」という資格も登場し、旅行や外出の支援を通じて、介護予防や認知症の改善にも取り組んでいるのだとか。

今年の夏休みは、おじいちゃんやおばあちゃんと安心・安全な旅を楽しんでみては?
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文: 成田敏史(verb)
イラスト: 株式会社コットンズ
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