facebook
twitter

最新トレンド

2014.01.27 UP

給与の支払形態、金額は? 介護職のフトコロ事情を知りたい!

介護職への就職や転職を考えている人なら、気になるのが給与面のお話。介護職の賃金はどんな形で支払われていて、どのくらいの収入があるのでしょう? 公益財団法人介護労働安定センターが発表した「平成24年度介護労働実態調査」から見ていきましょう。

まずは賃金の支払形態から。介護職は職種によって正規職員、常勤、非常勤など雇用形態もさまざま。例えば、正規職員や常勤での採用が多い介護支援専門員(ケアマネジャー)や生活相談員は、どちらも8割以上が月給で支払われています。

施設などで介護サービスの中心的な仕事を担う介護職員も約6割が月給。一方、本人や訪問先の希望に応じた勤務で、非常勤やパートタイマーとして働く人が多い訪問介護員(ホームヘルパー)は、8割以上が時間給となっています。

所定内賃金(※)を見ると、介護職員の平均賃金は月給193,253円。介護支援専門員は月給247,859円、生活相談員または支援相談員は月給232,575円。

この数字には賞与や残業代、資格や研修手当は含まれていませんから、実際にもらえる金額はもっと多くなります。また、あくまで全国平均ですから、施設や地域によっても金額は異なります。

ちなみに、事業所管理者(施設長)になると月給は354,304円と、けっこうな額に。

これから介護施設がどんどん増えれば、施設長のポストも必然的に増えてきますから、今回紹介した数字を参考に、自分の将来を検討してみてはいかが?

※ 給与のうち、時間外手当、深夜勤務手当、休日勤務手当、夜勤手当など、所定外の手当を除いた賃金

【文: 成田敏史(verb) イラスト: 株式会社コットンズ】

一番上に戻る