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「介護の現場は女性が多い」というイメージがなんとなくありますが、実際のところどうなんでしょうか? 早速調査してみました。

厚生労働省が発表した「平成22年介護従事者処遇状況等調査」によると、介護老人福祉施設や訪問介護など、介護に従事する人は日本国内で830,298人。そのうち女性は658,686人と、なんと全体の79.3%を占めています。やっぱり、女性がたくさん活躍している職場なんですね! 
では、ほかの産業と比べてみるとどうでしょう。総務省統計局の「労働力調査」(平成23年)によると、雇用者総数に占める女性の割合がもっとも高いのは「医療、福祉」で77.3%。次に多いのが「宿泊業、飲食サービス業」(62.8%)と比べて10ポイント以上も開きがあるんです。雇用者数の増加幅も「医療、福祉」が前年に比べて15万人増とトップクラス!

女性が多い職場だけに、子育て支援を行っているところも少なくないようで、特に入所型や通所型の介護施設では、子ども預かり所を設けたり、保育支援などを行っているところが比較的多い傾向(※)にあります。

また、最近では介護施設内に保育所や託児所、児童クラブなどが集まる「共生型福祉施設」が広がりをみせていて、地域に根ざしたコミュニティスペースとして注目を集めているんだとか。介護の仕事は、パートタイムや正規職員など働き方もさまざま。女性にとっては、自分の生活に合わせた働き方ができるところも魅力といえそうです。


※ 介護労働安定センター「平成24年度 介護労働実態調査」より
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文: 成田敏史(verb)
イラスト: 株式会社コットンズ
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